秘密基地
POST:2023.06.02
設計積算課の我謝です。💂
私は埼玉県の川口市という所で生まれたのですが、アパートの近所にはイトーヨーカドー(主に玩具目当て)や駄菓子屋、昆虫ショップ等もあり、子供的に魅力のある場所ではありました。しかしホームレスの人が日々ゴミをあさっているという環境でもありました。
小学校低学年のころに母の故郷である長野県に引っ越してまいりました。3~4年生のころは、今のようにゲーム機(ゲームウォッチが登場した位の時期)もありませんでしたし、専ら公園で野球やサッカーをやったり、カブトムシとクワガタを対決させたりといった感じでした。
そのころ、ちょっとしたブームになったのが「秘密基地」です。ある時はフルーツ等を保存する地下冷暗所のような所に潜入したりと、今考えると恐らく不法侵入です。
ひと際目を引いたのが、畑というか空地のような所に、誰が作ったのかは不明ですが、竪穴式住居のようなものがありました。中にはベンチもあり、上を見上げるとトップライト(ガラスがのせてあった)まであり、結構列記とした立派な建物でした。今ではその場所は宅地造成され残っていませんが、一人でその秘密基地に行って、ただボーっとしてた事が今でも記憶に刻まれています。
そんな経験もあったせいかは分かりませんが、私は建築の仕事にずっと携わっています。子供の頃はバーバパパの家を本気で作ろうと思ってました。(笑)ちなみに私は発明家のバーバピカリが一番好きでした。
我が社でも、本棚を隠し扉とした秘密基地(隠し部屋)等も数件手がけております。そういった男心をくすぐるようなスペースにも共感できますので、設計依頼をされる方は是非遠慮なくおっしゃって下さい!