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家事動線を意識した間取りで快適な家づくりを

POST:2024.05.07

家づくりの際、特にこだわりたいポイントとして間取りを挙げる方も多いのではないでしょうか。そんな間取りを考えるとき、特に意識したいのが家事動線の良さ。間取りをちょっと意識すると、家事が今よりもっとやりやすくなるかもしれません。

今回の記事では、

  • 家事動線の良い間取りにすることの大切さ
  • 主要家事が楽になる間取りや仕様
  • 家事動線の良い間取りにするためのポイント

以上についてご紹介します。

家事動線の良い間取りにすることが大切

家事動線とは、家のなかで掃除や洗濯、そして炊事といった主要な家事やその他細々した家事をする際の、人の動きを表す線のことを指します。

家づくりにおいて、間取りを考えるときは家事動線の良い間取りにすることが大切です。それぞれの家族によってその家族らしいスタイルがあると思いますが、掃除や洗濯そして炊事などの家事はどんな家族でも時間を割く必要があります。少しでも家事の動線が短くなると、家の中での毎日の2歩、3歩が短縮され、暮らしが今よりもっと楽になります。

【主要家事ごと】動線をよくするためのポイント

家事動線を短くすることが、家事の時短にも繋がり大切であるとわかったところで、ここからは掃除、洗濯、炊事の主要家事3つの動線を良くするためのポイントを解説します。

掃除が楽になるポイント

掃除動線を考えるうえでは「こんな間取りにした方がいい」という間取りのポイントは特にありません。ですが、掃除をするうえで「こんな仕様になっていたら便利」なポイントについてご紹介します。

ロボット掃除機を導入し、メリットを最大化できる仕様にする

掃除をする時間がなかなか取れないという方は、一部の掃除を自動化することも時短につながるのでオススメです。例えば床掃除を自動でやってくれるロボット掃除機を導入すると、毎日の掃除が一段と楽になります。

家を建てたあとロボット掃除機を導入したいと考えているのであれば、建具を引き戸にするのがポイントです。全ての部屋にスムーズに行けるようになるので、ロボット掃除機が掃除できない箇所が減り、その分負担も少なくなります。他にも、椅子をダイニングテーブルの上におけるような家具を選ぶのもオススメ。ロボット掃除機が通りやすいのももちろんですが、自分で掃き掃除・拭き掃除をやる方にとっても便利です。ソファーも足がついているものを選べば、その下をロボット掃除機が掃除してくれるようになるのでオススメです。

造り付けの収納を設置する

造り付けの収納を設置するのも掃除が楽になるポイントのひとつです。

置き型の家具が多いと、埃が溜まりやすくなったりして掃除が大変になることも。必要になるとわかっている収納は、事前に造るのがオススメです。

洗濯が楽になるポイント

オススメの間取りは、キッチンの近くに洗面脱衣室を設けること。そうすることで、料理をしながら洗濯ができ、時短に繋げることができます。

ガス乾燥機「乾太くん」を設置することも洗濯家事を楽にするポイントです。設置することで、干す手間が省けるので時短になります。洗濯物の仕上がりもフワフワになるので、洗濯自体を楽しむこともできます。

乾太くんについての記事はこちらから

洗濯をするお部屋と物干しスペースを近くすることもコツのひとつです。洗濯機を回すところから干してたたむところまで、それぞれの場所が遠いと家のなかを行ったり来たりする必要が出るので時間がかかってしまいます。例えば最近人気のランドリールームを設置し、そこで洗濯に係る家事を全て行うことができればかなりの時短が見込めます。

炊事が楽になるポイント

日々の生活において炊事は欠かせません。特にご家族がいる方は、その分炊事に係る時間も長くなるので負担が多くなります。炊事動線を短くすることは、時短に繋がるだけでなく、料理を楽しむことにも繋がります。ここでは炊事動線が良くなるような間取りのポイントについてご紹介します。

食品庫をキッチンの近くに設置する

食品庫を近くに設置すると、欲しい食材をすぐ手に取れるようになります。

例えば、玄関と食品庫とキッチンの動線をちょっと意識するだけで、買い物から帰ってきてそのまま食品を食品庫に置き、料理をする際はそこから取るだけですぐ始められるので便利です。

共働きの場合、週末に一緒に買い出しにいくという方も多いと思います。1週間分の食材を購入すると、荷物が多くなってしまい、運ぶのにも一苦労ですよね。玄関からすぐに食品庫に行ける動線にしてあると、そうしたちょっとした苦労も軽減されます。

家事動線が良い間取りにするポイント

主要家事のみならず、他の家事も合わせると一日の中で家事に取られる時間はかなり多くなると思います。その時間を短縮するために家事動線を良くするには、まず自分たちの暮らしの中で何に時間が取られているのかを見つめ直すことが大切になります。リストアップしてみたらその中で優先順位を決め、住宅会社に設計依頼をする際にそれを伝えるのが家事動線の良い間取りにするためのポイントです。注文住宅といえど、全てを網羅することはなかなか難しいです。なので、優先順位をつけて自分が一番解決したいと思っている箇所を改善することが重要です。

今現在、自分がどのようなことにストレスを感じているのかを意識してみましょう。

どの家事にどのように時間が取られ、それをどれくらい解消したいと思っているのか。普段立ち止まって意識することはないかもしれませんが、家づくりをきっかけに意識してみることで、今後の暮らしが一段と過ごしやすいものになります。

まとめ

今回の記事では家事動線を意識した間取りについて解説しました。

家事動線を良くすることにはメリットがたくさんあります。家事の時間が少しでも短縮できればその分自分の時間に充てることができるので、日々の生活に余裕が生まれ、暮らしが豊かになります。

家づくりを検討する際は、まず今の生活で自分たちが何に不満を抱えているのか意識することが大切です。それに沿って間取りや家具を決めることで、これからの暮らしをより良いものにすることができます。家づくりの際にはぜひご参考にしてみてください。

家事動線を意識した間取りを相談するなら

IIKENHOUSEでは、顕在化しているご要望に加え、お客様自身も気づいていない潜在的な不満やストレスを探し出すことを意識したヒアリングを行っております。少しでもお客様の暮らしが豊かになるような、そんな家づくりを心がけています。家づくりをご検討の方、ぜひIIKENHOUSEにお問い合わせください。

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