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プランナー小林 勇太
小林 勇太

おすすめ漫画インフォメーション ?

POST:2020.12.05

こんにちは。IIKENHOUSEの小林です。

先日私は、丸田さんに相談に乗ってもらっていました。
丸田さんは「どんどんやって下さい」と言って下さいました。
そういう訳で公式?です。笑

私が紹介したい作品は、「へうげもの」です。

(「ひょうげもの」と読み、「ひょうげる」とは「ふざける」や「おどける」という意味があるそうです。)
単行本が25巻(服)まで出ており、既に完結しています。

戦国時代を舞台にした歴史長編漫画で、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康などの時代を造った武将や、歴史に名を遺した実在の人物の生き様を描いています。

戦国武将たちは戦と隣合わせの生活を送る中、「茶の湯」、「数寄」を嗜むことが教養であり、ステータスだったようです。
戦の褒賞に茶器が用いられることも多く、小さな茶入れが一国以上の価値を持つ物さえありました。

大名が教えを乞い、弟子となるような「千利休」などの有名な茶人が生まれ、茶の湯に止まらず、文化や建築方式など世の中の動きに大きな影響力を持つようになります。

そんな時代の中この漫画の主人公「古田織部」は、武将としての出世を志しますが、茶の湯や茶器などの物欲を捨てきれず葛藤します。

結局は物欲に勝てない事や、それが原動力になって信じられない事が起こるなど、人間臭さがコミカルに描かれているのがとても魅力的です。

織田信長・豊臣秀吉に仕える中で千利休の弟子となり、利休の死後は師に次ぐ茶人となります。

史実で有名な出来事に「古田織部」が関わった脚色がされていくのも面白く、芸術が人の心を動かす事を教えてくれます。

天下一の茶人となっても、人間臭さは無くなるどころか強くなり、自身で新しい価値を見つけ様々な武将達に影響を与えていく物語です。

史実の流れに忠実で公式では「世界初の本格的歴史長編ギャグマンガ」とされているそうです。
最初これを見た時、「ギャグマンガ」に目を疑いました。歴史の教科書でも良いくらいに感じていたので。笑

今年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」は明智光秀さんが主役です。
例年だと12月を迎えると最終回が近く寂しい気持ちになりますが、今年は特別来年まで続けて見られる事が嬉しく感じます。

私は明智光秀さんが、悪い人では無かったと最初に知ったのが「へうげもの」からでした。

「へうげもの」の中でも明智光秀が残す偉大さが、利休や家康のその後まで影響を与えました。

また、信長を討った黒幕が描かれており、史実に残る謎の一つの解釈になっています。

これが教科書になっていたら悪役になるのはこの人だったのかもしれないと思うと、また違った面白さがあるように思います。

そんな今作の大河ドラマ主人公を知る上でもとても良い作品だと思います。

大河ドラマが今後どうなり、どんな最終回を迎えるかを楽しみにしつつ、
年末年始で「へうげもの」を読み返したいと思いました。

皆様もおうち時間のお供に、宜しければどうぞ。

ちなみに、私は小学校の歴史のテストで20点をとった苦い思い出があります。笑
これを先に読んでいれば違った結果になっていたかもしれません。

以上、長くなってしまい申し訳ありません。失礼致しました!

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