みなさんこんにちは(^0^)IIKEN HOUSE丸田です☆

今回はいつものおすすめ漫画インフォメーションを一旦お休みして、お笑いコンビ「ダウンタウン」がいかに凄いかを紹介したいと思います。

実は私、漫画と同じくらいお笑いが大好きで、テレビや動画はもちろん関西の大学に通っていた頃は大阪の吉本の漫才劇場に一人でよく通っていたほどでした。

そんなお笑い界に大大大革命を起こし、今もなお第一線で活躍し続けているのが皆様もご存知ダウンタウンです。

誰でも一度はダウンタウンの番組を見たことがあるくらいほぼ毎日のようにテレビに出演されています。

兵庫県の小学校からの同級生という松本さん浜田さんのお二人は、高校を卒業後にコンビを結成します。

当時お笑い芸人になるには有名な芸人さんの弟子になることが一般的でしたが、二人はあえて師匠をもたない事を選択し、吉本興業のお笑い養成所NSCの第一期生として道を踏み出します。

これまでの『芸人』という常識を覆し、誰にも媚びず、ましてや視聴者や観覧者の上の立場から物申す芸を披露する新しいスタイルを確立し、まさに「笑われる」のではなく「笑わせる」という確固たるポジションを築き上げました。

その芸風はお笑い芸人という価値を飛躍的に高め、広く世の中に浸透しました。

二人の作る新しいお笑いは漫才やコントといった全てのお笑いをやりつくし、その後は他が何をやっても結局ダウンタウンのやったことの派生という状態になり、お笑いを飽和させたと言っても過言ではないくらいの革命を起こしたのです。

現在日本一の若手漫才師を決定するM-1グランプリの審査員紹介で松本さんが登場する際に「漫才の歴史は彼以前、彼以後に分かれる。全芸人がリスペクトする漫才界のレジェンド」と紹介されるのは正にその通りで、多くの若者がダウンタウンに憧れてお笑いの世界を志すきっかけとなり、今活躍している芸人さんのほとんどがダウンタウンに影響を受けたと言われています。

ここまででダウンタウンがいかに凄いか、私がどれだけダウンタウンを崇拝しているかをご理解いただけたと思いますが、まだまだダウンタウンについて紹介したい伝説的なお話は山ほどあります。今回はその中でも私がすごく好きなエピソードを一つ紹介します。

そんなダウンタウンがまだ芸人になる前、もともとお笑いを目指すきっかけになったのが当時漫才ブームで一世を風靡していた島田紳助さんのお笑いコンビ「紳助・竜介」への憧れだったそうです。

やがてダウンタウンも芸人となり若手コンビとして活動をする最中、突如として紳助・竜介が人気絶頂にも関わらず解散することになります。その解散記者会見で島田紳助は「このまま活動していてもダウンタウンには勝てない」と当時無名だった若手のダウンタウンの名前を挙げたのです。

紳助さんはある日どこかの劇場でたまたま見たダウンタウンの漫才を目にした瞬間に「こいつらには勝てない…」と思いすぐに解散を決めたそうです。

その解散記者会見でのコメントは、当時のメディアではほとんど取り上げられなかったそうです。まだまだ若手で無名のダウンタウンを記者ですら知らなかったのです。

これってめちゃくちゃカッコよくないですか⁉この紳助さんの潔さ！年齢や経歴ではなく本物の実力を評価しての発言。普通若手で実績のないコンビのことですからプライドが邪魔して言えるはずありませんよね。相当悔しさもあったと思いますが、それだけダウンタウンの凄さを素直に認めて身を引く覚悟をするなんて。すさまじいエピソードです。

ダウンタウンはコンビ活動だけでなく個々の実績も凄いんです。

浜田さんは俳優や司会者としても活躍していますし、歌手としてCDをリリースすれば200万枚セールスを達成して紅白にも出ました。

松本さんは漫才・コント・トーク・大喜利、全てにおいて世界最強です。本を出版すれば250万部を売り上げましたし、映画監督としても活躍しました。世の中の松本さん好きを「松本信者」と呼びます。私もその一人です。

それだけ功績を収めてきたので、歴代のダウンタウンのマネージャーは吉本興業で出世しまくっています。会長、社長、副社長、みんなダウンタウンの元マネージャーさんです。笑（社長の岡本さんは去年色々とありましたが・・・）

止まらなくなって長々と書き連ねましたが、笑いって相当頭が良くなくては出来ないし技術が必要なことだと思います。人を意図的に怒らせたり悲しませたりするのは簡単ですが、笑わせるのは難しいですもんね。

前例のないことに挑戦する勇気や努力だったり、お笑いから学ぶことはとても多いと思う今日この頃です。

長文失礼致しました。