新築注文住宅にパントリーが欲しい!設置のメリット・デメリットやポイントをご紹介
新築で注文住宅を建てるとなったら、使い勝手のいい家を作りたいですよね。
食料などが保管できるパントリーは、炊事をするうえで使い勝手がよく日々の家事の時短を叶えてくれるので、最近では設置する家庭が増えてきています。
ですが、全ての家庭にとってパントリーが必要になるわけではありません。
そこで今回の記事では、
- パントリーのメリットやデメリット
- パントリーが必要になる家庭はどのような家庭か
- パントリーを設置する際のポイント
以上について詳しく解説します。新築住宅を建てる予定の方はぜひご参考にしてください。
パントリーとは
パントリーとは、キッチンの近くに作る、主に食品を収納するための部屋のことを指します。常温で保管が可能な食品や調味料などを保管したり、いざというときのための非常食やキッチン周りで使う備品を置いておくのに活用できます。
ライフスタイルの変化から、食材をまとめて購入して保管する家庭が増えています。また、いつ起こるかわからない自然災害に備えて、非常食を蓄えておくという家庭も増えました。そうした層を中心に、パントリーへの注目度が高くなっています。
注文住宅でパントリーを設置するメリット
パントリーを設置することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
食材がストックできる
常温で保管可能な食材であればパントリーの中にストックしておくことができます。時間が取れなくて週に何回も買い物にいけない、という人にとって便利です。また、災害時などいざというときの食料も確保しておけるので安心できる点もメリットです。
収納したものの置き場所がすぐにわかる
パントリー内には棚を設ける人が多くいます。そうすることで収納力ももちろんアップしますが、パッと見たときにどこに何があるのかすぐに見つけることも可能になります。「どこに入れたっけ、、、」とキッチン中を探し回るなんてこともなく、家事の時短にも繋がります。
キッチンを常にキレイに保てる
普段あまり使わない調味料や食材などもパントリーに保管できるので、キッチンに無駄なものがなくなり、スッキリした状態を保つことができます。また、物がないと掃除もしやすいので、いつでもキレイで清潔なキッチンにすることが可能です。
注文住宅でパントリーを設置するデメリット
ここまでメリットについてご紹介しました。反対に、パントリーを設置することのデメリットとはどのようなことがあるのでしょうか。
余分にスペースが必要になる
収納力のあるパントリーを作るということは、その分スペースが必要になるので住宅の面積も広くなるということです。建築面積は、工事費用にも影響します。家づくりの予算と照らし合わせながら、本当に必要かどうか見極める必要があります。
活用しきれない可能性も
パントリーにはメリットが多くありますが、絶対にあるべきというものでもありません。家庭ごとにさまざまなライフスタイルがあり、中にはパントリーを必要としない家庭もあると思います。デッドスペースとなってしまってはもったいないし、費用も無駄になってしまいます。家づくりをする際に、まずは自分たちの今までのライフスタイルを振り返り、どのようなスペースが必要なのか・欲しいのかを話し合って決めるようにしましょう。
パントリーは必要?
ここまで、パントリーのメリット・デメリットについてご紹介しました。
先にも述べたように、パントリーは家づくりにおいて必ず作るべきというものではありません。それぞれの家庭のライフスタイルによって必要か必要ではないかが決まります。
例えば、共働きの家庭にとってパントリーは重宝できる存在になります。毎回買い物に出る時間を確保できないため、まとめ買いして1週間分の食事をまかなうという共働き家庭が多いからです。
共働きではなくても、家事にかける時間を短くしたいと考えている人にとってもパントリーがあると便利かもしれません。
パントリーを設置する際のポイント
パントリーを作るにあたって、いくつか事前に考えておくべきポイントをご紹介します。
どんなタイプのパントリーにするか
パントリーは、部屋として一部屋設けるタイプや壁に棚を作って収納できるタイプがあります。そして部屋の場合は、ウォークインのタイプとウォークスルーのタイプがあります。どのタイプが自分たちにとって使いやすいかをあらかじめ考えたうえで、家づくりの際に住宅会社に伝えることをオススメします。
広さはどれくらい確保するか
パントリーで何を保管するかによって広さも変わります。食材や備品などを収納できて、かつパントリー内の移動もスムーズにできるくらいの広さが理想です。そのためにも、事前にどんな物をパントリーで収納するのか考えてみるといいかもしれません。
どこに作るか
家事動線を考えて、どこにパントリーがあるとスムーズに移動・家事ができるのかを考えてみましょう。オススメの動線は、玄関からパントリーまでをつなぎ、その先にキッチンがあるような流れです。まとめ買いをすると荷物が多くなるため、玄関から入ってすぐにパントリーに荷物を置けるような流れが理想的になります。
まとめ
今回の記事ではパントリーのメリット・デメリットや設置の際のポイントについてご紹介しました。パントリーは食品や備品などを保管しておく場所で、まとめ買いした食材などを置くことができます。共働きの家庭にはもちろん、家事時短を目指している方にもパントリーはオススメです。パントリーを設置したいと考えている方は、ぜひ設置のポイントもご参考にしてみてはいかがでしょうか。