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吹き抜けのリビングは寒い?リビングを吹き抜けにするメリット・デメリットとは?

POST:2023.12.05

吹き抜けのリビングは寒い?

吹き抜けや大空間のリビングと聞いて、どのようなことをイメージしますか?

「寒そう」

「冷暖房があっても運転効率が悪そう」

「光熱費が高そう」

そんなイメージを持つ方も少なからずいるのではないでしょうか。

しかし最近では、高気密・高断熱の住宅が増えており、今までよりそうした心配をする必要がなくなってきています。

今回の記事ではリビングを吹き抜けにするメリット・デメリットについて、そして吹き抜けのリビングでより快適に過ごすためのポイントについて、詳しくご紹介します。

リビングを吹き抜けにするメリット

自然光が家の中に入ってくる

吹き抜けのリビングは、大開口の窓が特徴のひとつです。大開口の窓は自然光をたっぷりと室内に入れることができます。適度に太陽の光を体に浴びることは健康の面でメリットがあると言われており、家にいながら十分な太陽光を浴びることができるのは、吹き抜けのメリットのひとつであると言えます。

開放的だけど密なコミュニケーションが可能

吹き抜けだと天井が高くなるので、家が開放的な空間に仕上がります。閉塞感を感じることもなく、伸び伸びと暮らすことができるのがメリットと言えるでしょう。また、2階にいても階下をより近く感じることができるので、家族間のコミュニケーションを取りやすくすることも可能です。そうすれば家族間の距離を縮めることにも繋がるかもしれません。

オシャレに見える

機能的なメリットではなく感覚的なものですが、家がオシャレに見えることもメリットのひとつです。窓が大きくて開放的な空間は、家の中にいてもまるでどこかオシャレなホテルにいるかのような雰囲気を味わうことができます。大開口の窓があれば自然光もたっぷりと入ってくるため、思わず写真に収めたくなるようなオシャレな空間が仕上がります。また、外から見ても壁より窓の比率が多く見えるので、開放的でオシャレな雰囲気を醸し出すことができます。

リビングを吹き抜けにするデメリット

一方、リビングを吹き抜けにするデメリットも少なからず存在します。

吹き抜けのデメリット①快適な温度を保つのが大変、光熱費が高くなりがち

リビングを吹き抜けにすると同じ場所に空気がとどまらないため、家全体を快適な温度に保つことが大変です。また、エアコンの運転効率も悪くなるため、光熱費が余分にかかってしまう可能性も出てきます。

吹き抜けのデメリット②掃除やお手入れが大変

吹き抜けの場合、高窓を設置されるご家庭がほとんどですが、高窓は自分たちの手では届きにくく掃除が大変です。そのため、業者に掃除を依頼する必要が出てきます。他にもホコリなどの掃除や電気の交換など、普段のお手入れが普通の住宅に比べて大変なことが多くあります。

吹き抜けのデメリット③音やニオイが家全体に広がりやすい

吹き抜けのリビングは1階部分と2階部分が繋がっているため、音やニオイが他の部屋に伝わりやすいデメリットがあります。特に温かい空気は上にあがりやすいため、1階のキッチンで料理をしているとそのニオイは1階より2階の方が強く感じることもしばしば。慣れれば問題ないかもしれませんが、音やニオイはプライベートな空間を持ちにくく感じさせてしまい、それが家族間の問題に発展してしまう可能性もあるので注意が必要です。

吹き抜けリビングで快適に過ごすためのポイント

ここまで吹き抜けのリビングのメリット・デメリットについてご紹介しました。ここからは、吹き抜けリビングで快適に過ごすポイントについてご紹介します。

高気密・高断熱の住宅にする

高気密で高断熱の住宅とは、隙間がなく、家に外気温を伝わりづらくした住宅のことを指します。外の暑い空気や冷たい空気は、窓や壁を伝って室内に入ってくるため、すきまがあったり断熱材の性能が低いと、室内の気温が外気の影響を大きく受けてしまいます。吹き抜けリビングの場合、広々とした空間で空気が1箇所に留まりづらいので、高気密・高断熱の住宅にして家全体を快適な温度で一定に保つことが快適に過ごすためのポイントです。さらに空調システムを利用し、空気を一定の時間で循環させる事によって、家全体を均一な温度で保つことも、快適に過ごすポイントです

冷暖房設備にこだわる

冷暖房の運転効率を最大限にすることで、家全体を快適な温度に、そして光熱費を削減することが大切です。

エアコンには使用に適している畳数が表記されています。畳数は普通の住宅と変わらなくても、縦の空間が広いので、実際の畳数より少し広めのものを選ぶと良いでしょう。エアコン以外にも、床暖房や全館空調などを活用することがオススメです。

間取りにこだわる

音やニオイの問題はなかなか対策が難しいですが、間取りにこだわることで家族全員がより快適に過ごすための対策を取ることが可能です。

例えばキッチンを半個室にすると、ニオイがリビングや2階に伝わりづらくなります。家づくりの段階で対策できることは対策しておくことが、今後快適に暮らしていくうえで大切になってきます。

まとめ

今回の記事ではリビングを吹き抜けにするメリット・デメリット、そして快適な吹き抜けリビングを作るポイントについてご紹介しました。吹き抜けのリビングにすることで得られるメリットは多くあります。デメリットもありますが、対策次第で快適な空間に仕上げることが可能です。家づくりを計画中の方は、ぜひ吹き抜けリビングにすることも検討してみてはいかがでしょうか。

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